地震や台風などの自然災害は近年激しさを増しており、建築基準法等を守るだけでは対応しきれなくなっています。
一方で情報の氾濫などによる心身へのストレスも過酷化していて、人間に対する科学的取り組みが重要になっています。
地球科学や人間科学からの知見を応用して、持続可能な家・まち・地球を目指した提案を行います。
デザインとは目立たせることだと思われがちですが、家や街などの環境のデザインでは目立たなくする方が難しくなります。
目立つことは瞬間的に人の心に訴えて行動を誘う効果がありますが、長く使うものには必ずしも必要ではなく、逆にマイナスなこともあります。
目立たないことにプラスの価値をもたせて、調和やバランスを重視した提案を行います。
長く使い続けるためには、視覚的な魅力だけではなく、他の感覚器官で感じられる魅力も必要です。
例えば、室内に響く音(聴覚)、材料の手触り(触覚)や香り(嗅覚)のほかに、床の安定など運動覚や平衡感覚に関するものもあります。
視覚以外に訴える魅力もデザインとして取り入れることで、五感を通じて身体の一部として長く使えることを目指した提案を行います。
住宅の新築、建て替え、リフォームの第一段階として行う基本計画の策定を支援します。
住宅売買に伴う減税や公的融資に必要な耐震基準適合証明およびフラット35適合証明に関する調査を行います。売主・買主の方の負担が小さくなる停止条件付として、持続可能性を高めています。
物件完成時の内覧会や施主検査(建築主検査)に同行して、検査方法をレクチャー及び実践します。