買主にとっても引き渡しは恐怖の締め切り!?(1)

住宅購入の税金対策は時間との闘い



(1)引き渡し前の火災保険に気を取られると税金が…   

(2)住宅ローン控除も引き渡しがタイムリミット     


引き渡し前の火災保険に気を取られると税金が…

中古住宅の売買において、物件の引き渡しは契約履行の期限であり、特に売主の方にとっては様々な準備を間に合わさなければならい恐ろしい締め切りだと言えます。引っ越しはもちろん、残ったものを処分して、さらにあらゆる手続きを終わらすようにと迫って来る恐怖の締め切りです。

一方の買主の方にとっての引き渡しは、待望のマイホームが手に入る最高に楽しみな日です。引き渡しが来ればすぐにリフォーム工事に入ろうとワクワクしながら準備を進める人は珍しくありません。

しかし、待ち遠しさに浮かれて油断をすると、あとで大きな後悔やトラブルに嵌まり込むことがあります。その代表例が火災保険への加入を忘れることです。

家屋の引き渡しを受けて所有権を得た瞬間から、火災等のリスクを背負うことになります。したがって引き渡しを受けるまでに火災保険に加入して、いざという時に備えねばなりません。保険に加入するのを忘れたまま、家が火事になったりすると悔やみきれない事態になってしまいます。

火災保険の加入を忘れるのは、住宅ローンを使わないとき、いわゆるキャッシュで購入する場合です。住宅ローンを利用する場合は金融機関が火災保険の加入を義務付けるので忘れることはまずないのですが、現金購入の場合は保険未加入であってもそのまま引き渡しを受けることが出来てしまうので盲点となる訳です。

住宅購入においては住宅ローン利用が多数派のため、キャッシュ購入のような少数派の人には意外な罠が待っています。しかし火災保険は家屋を取得したほとんどの人がやらねばならないものなので、まだ忘れにくいほうです。

何事であっても、全員ではなく一部の人のみに必要になるものは、高確率で忘れがちになります。忘れるだけでなく、そもそも知らなかったということも多くなります。しかも先ほどの話と違って、住宅ローン利用者が陥りがちな罠が存在するのです。それは一定の築年数を経過した家屋を取得した時の税金対策です。

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